Main Title

source : Parstoday
水曜日

9日 11月 2022年

18:11:52
1321749

イラン国家安全保障最高評議会書記、「イランはウクライナ戦争終結にむけ用意」

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記は、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と会談し、「イランは、ロシアとウクライナの対話による停戦・和平のため、あらゆる努力を支持し、停戦のために建設的な役割を果たす用意がある」と述べました。

テヘランを訪問したロシアのパトルシェフ安全保障会議書記は9日水曜、シャムハーニー氏と会談しました。

イルナー通信によりますと、この会談でシャムハーニー氏は地域・世界情勢に触れ、危機や困難から抜け出る方法は地域および国際的な対話と協力であるとしました。

その上で、イランに対して覇権主義勢力が仕掛けた複合戦争の全容やアメリカによる制裁の影響について説明し、「近隣諸国をはじめとする地域および二国間の経済協力拡大は、イランの優先的な政策である」と語りました。

また、テロや過激主義の危険が依然として地域や世界の安全を脅かしているとして、この危険を排除するため地域および国際的な協力継続・拡大の必要性を訴えました。

これに対し、パトルシェフ氏も、西側による違法な制裁の対象とされた国々が参加する「国連憲章を守る友好グループ」結成のためイラン・ロシア両国が共同計画を推進することを強調し、「アメリカを筆頭とする西側諸国は国連憲章を踏みにじり、複合戦争を仕掛けることで、独立国に対し自らの政治的意図を持った制裁を追求している」と述べました。

また、ウクライナ戦争について、「西側の巨大メディアは、当初から事実を正反対に伝え、ウクライナ戦争の開戦経緯や現在の戦況について世論をミスリードするため大々的に画策している」としました。

342/