ABNA24 : シオニスト政権イスラエルの各メディアは少し前に、同政権の戦争大臣が軍に対し、イランに対する軍事作戦実施の準備をするよう命じたと報道しました。
ハータモル・アンビヤー中央司令部のラシード司令官はこれをめぐり、「国内の核施設や軍事施設に対するいかなる脅迫も、イラン軍による断固とした報復に遭うだろう」と述べました。
続けて、「シオニスト政権によるこれらの施設への脅迫は、米国の支持やゴーサインなくしては起こりえないものだ」と指摘しました。
また、オーストリア・ウィーン協議にイランが積極的に参加し、国際社会と真剣に折衝していることに言及し、「このような類の脅迫が実行に移された場合には、イラン軍は躊躇なく、その侵略行為の起点や、実行に関わった経路、施設、基地の全てを、すでに演習を終えている作戦計画に基づき、報復攻撃の対象とするだろう」としました。
一方、イラン南部ブーシェフル州のイーラーニー政策・安全担当副知事は、イルナー通信とのインタビューにおいて、「軍の防衛能力増強に向けた準備の一環として、20日月曜、ブーシェフル原子力発電所上空での演習が実施された」と述べました。
こうした中、イランイスラム革命防衛隊の陸、海、宇宙航空各部隊が参加する共同演習「偉大なる預言者17 (The Great Prophet 17)」は、ペルシャ湾、オマーン海峡、ホルモズガーン、ブーシェフル、フーゼスターン各州の沿岸において、20日から開始されました。
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