ABNA24 :ライースィー大統領は11日土曜、在外イラン各代表部の関係者らの会合において、制裁の無効化や解除といったイランの2つの戦略にふれ、「一部の人は、イランが協議しないと言っていた。また一部の人は、イランが参加しても真剣ではなく、または一切計画を有しないと主張していた。だが、イランは堂々と協議に臨み、提案文書の提出により協議において真剣であることを示した」と語りました。
また、「相手側が、圧政的な対イラン制裁の解除に向け決意を固めているなら、良好な合意が成立するだろう。イラン側は疑いなく、良好な合意を求めている」と強調しています。
ライースィー大統領はさらに、「制裁への対抗を目指す上での近隣諸国との関係を持つ政策は、イランにとって戦略的なアプローチであり、国家に存在する能力や可能性に注目すると、近隣諸国との関係の拡大が可能である」と述べました。
なお、「様々な分野におけるイランとの関係や折衝は、地域の安全や平和の強化に貢献しうる」としました。
また続けて、アフガニスタンの諸問題は同国での外国軍の駐留によるものである、とし、「アフガンは、米軍を含むNATO北大西洋条約機構軍の駐留後、平穏を味わったことはなく、同国での麻薬生産は増加し、アメリカがもたらした結果は、伝統的な麻薬生産の工業化だった」としました。
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