ABNA24 : UNICEF西アジア・北アフリカ地域事務所広報チーフのジュリエット・トウマ氏は、ロシアのRT通信とのインタビューにおいて、「ガザ地区ではたった5日間で、少なくとも40人の子どもが殺された」と述べました。
続けて、ガザ地区にある30校以上の学校がこの数日のうちに損傷したとして、「現在ガザは、常に庇護されるべき対象である子どもたちにとって、安全な場所がどこにもない」としました。
また、「暴力は解決の道を生み出しはしない。暴力にはさらなる暴力が続くだけだ。それはつまり、子どもたちが他の誰よりも早くより多くの苦難を強いられるという意味だ」と指摘しました。
ローマ・カトリック教会の指導者フランシスコ・ローマ法王は17日月曜、イスラエルとガザ地区の間で起きている暴力のサイクルを非難し、「パレスチナ人の子どもたちを殉教させていることは、当事者らが未来の構築を追い求めているのではなく、それを根絶しようとしていることを示している」と警告しました。
パレスチナ保健省は最新情報として、この一週間のイスラエルによるガザ地区、ヨルダン川西岸、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムのパレスチナ住民への攻撃により218人が殉教し、少なくとも5604人が負傷したと発表しています。
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