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source : Parstoday
土曜日

2日 1月 2021年

9:58:07
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テロと闘う司令官らの暗殺実行犯を待ち受ける、激しい復讐

イラクで昨年暗殺された、ソレイマーニー司令官およびイラク民兵組織のアルムハンディス副司令官とその同行者らの殉教1周年を記念する式典が1日金曜、抵抗の枢軸やイスラム世界の要人らの参加のもと、テヘランで開催されました。

ABNA24 : ソレイマーニー司令官は昨年1月3日、イラクの政府関係者の公式な招待により同国を訪問した際、同行するイラクのシーア派組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官や他8人と共に、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆を受け、殉教しました。

この式典において、イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のガーアーニー司令官はアメリカに向かって、「この犯罪を犯した卑怯者に対し、世界のどこであっても、その行動に相応しい罰を与えようとする者が見つかるだけのことをしたと、肝に銘じておくべきである」と述べています。

ライースィー・イラン司法府長官もこの式典で、「ソレイマーニー司令官のテロ暗殺という犯罪の実行犯は、この地球上のどこにあっても、決して安穏としてはいられない」と強調し、「敵は、厳しい報復を覚悟しておくべきだ。それに相応しい時間と場所に関しては、抵抗軍が決定することになり、敵の生活は今後厳しいものとなる」と語りました。

また、「アメリカ大統領は、正義の裁きを免れ得ない」とし、「厳しい報復の側面の1つは、地域からのアメリカの追放となるだろう」としました。

パレスチナ・イスラム聖戦運動のズィヤード・ナハーラ事務局長もこの式典において、パレスチナ・ガザ地区の今日の力は、ソレイマーニー司令官の努力の結果であった」とし、「敵はソレイマーニー司令官を暗殺した。それは、彼が地域でアメリカやシオニスト政権イスラエルの行く手を阻み、常にパレスチナとその聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを防衛していたからである」と述べています。

さらに、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのハーシェム・サフィーオッディーン執行評議会議長も、「我々は、絶対的な悪としてのアメリカに必ずや報復する」としました。

そして、テヘラン駐在のアルダイラミー・イエメン大使もこの式典で、「故ソレイマーニー司令官は、地域におけるアメリカとシオニズムの陰謀に対峙する抵抗戦線の中軸および柱であった」と語っています。

ほかにも、シリアの宗教的大権威ムフティーとされるシェイフ・アフマド・バドレッディン・ハッスーン師も、「殉教したソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官は、抵抗の道筋を描いた」と述べました。

イラン国民も同日、同国南東部ケルマーン州のソレイマーニー司令官の墓に詣で、署名を集めることにより、ソレイマーニー司令官のテロ暗殺という犯罪の実行犯と命令者全員に対する、強い報復を求めています。

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