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source : parstoday
日曜日

5日 7月 2020年

10:20:46
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ソレイマーニー司令官とその同行者の殉教テロ事件の政治的、法的追及は、イラン国家安全保障最高評議会の課題です。

ABNA24: これに関連して4日土曜、この問題に関連する司法、政治、安全保障、情報、軍事の関係者が出席してイラン国家安全保障最高評議会が開催され、この問題のフォローアップのプロセスの迅速化に必要な決定がなされました。

イラン外務省のバハールヴァンド法務・国際問題担当次官は、故ソレイマーニー司令官のテロに関与した当局者及び関係者の人定事項を発表し、米国の無人機のオペレーターを含む他の数人もまもなく特定される、と語りました。

テヘラン検察庁のアルガースィー・メフル検事も、最近開かれた上級検察官会議で、故ソレイマーニー司令官のテロ事件を調査するために行われた措置を指摘し、「故ソレイマーニー司令官のテロ事件に関与した米国の政治及び軍事当局者、および他の政府当局者36人を特定したと述べ、これらの人々には司法当局により、インターポールを通じて逮捕命令と緊急事態であることが通知されている」と語りました。

そして、これらの人々に対する告発は「殺人」および「テロ行為」であると発表し、「この36人のリストのトップにはトランプ米大統領の名前があり、検察による調査は同氏の退任後も追及されるだろう」としました。

今年1月3日未明、イラク政府の招待によりイラクを訪問中であったイランイスラム革命防衛隊ゴッツ軍のソレイマーニー司令官及びイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官と同組織の報道官を含む、10人のイラン人及びイラク人同行者が乗った車両が、イラク駐留米軍の無人機により攻撃され、一行全員が殉教しました。
米国当局は、この攻撃が同国大統領の直接命令により行われたことを公式に認めています。

国際法の観点から、ある国の当局者および政治家に対する武力攻撃は、その国の主権に対する攻撃と見なされます。 したがって、これらの司令官に対するイラク領土内での米国のテロ行為は、イラク政府によって調査され訴追される可能性もあります。

米国はこの目的を持ったテロにより、長い間にわたり国際テロ組織ISISに激しい打撃を与えてきた司令官らを攻撃の標的にしたのです。

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記は、4日土曜の会議で指摘したのは、「殉教したソレイマーニー司令官とアブーマハディ・アルムハンディス副司令官に対する米国とシオニスト政権の憎悪は、これらの人物が地域でのタクフィール派テロとの戦いや、米国の反テロショーの面目つぶしに大きな役割を果たしたことに起因する」という点です。

確かに言えることは、今年1月3日に起きたイラクでのソレイマーニー司令官とその一行に対するアメリカの攻撃は、国家テロの明確な例であり、国連憲章、特に主権、領土保全、国家の政治的独立に対するいかなる武力の使用も禁じている第2条第4項への明らかな違反だということです。

このため、今回の事件に関する米国の国際法違反の側面に関して、国際的な政治機関や組織で調査されなければなりません。イランはこの問題を国際的フォーラムや組織でフォローアップを行っていく予定です。

イラン司法府法律問題、弁護士、専門家、コンサルタントセンターのバハードリージャハロミー代表は、「この領域の文書は、刑事および法律分野で収集されている」と語っています。

イラン国家安全保障最高評議会事務局での殉教したソレーマーニー司令官とその同行者のテロ事件に関する政治的、法的フォローアップ会議も、まさに、現在進行中の調査のプロセスをスピードアップする目的で開催されました。

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