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source : parstoday
火曜日

19日 5月 2020年

11:28:35
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聖地ゴッツにまつわる話

私は、被占領地内のある村出身のアブドルファッターフと申します。

(ABNA24.com) この土地は当初は私の祖父のもので、その後私の父が所有することになり、現在は私が所有しています。しかし、シオニスト政権イスラエルは私がここに居ることを望んでいません。彼らは、パレスチナ人がいない状態の土地を望んでいるのです。私は、畑作はしてもよいが、ここに居住し、寝泊りしてはならないと告げられました。

私がまだ子供だったころ、父が私をこの土地によく連れてきまして、私はここに魅せられました。今もこの土地を愛しています。私の母と家族はデハイシャの難民キャンプに暮らしています。どうして土地を所有しているにもかかわらず、難民キャンプでの暮らしを迫られなければならないのでしょう。

私は、難民キャンプでの暮らしなど到底受け入れられません。まさにそのため、私はこの土地で働いているのです。

彼らは、高い壁と入植地を建設していますが、私には皆目理解できません。我々パレスチナ人は、自分の土地で平穏に暮らすことを望んでいます。

私は、何も過剰な要求をしているのではなく、先祖代々の土地で暮らしたいと望んでいるだけです。

私はここを離れることができず、私はここの一部といっても過言ではありません。

この土地はシオニストのものではありません。彼らが自分たちの領土だと主張している土地はパレスチナ人の村々であり、1948年に彼らが占領し、今日イスラエルなどと銘打っているのです。

彼らは、1967年の戦争により占領した土地を領土とする国境を主張し、これを大イスラエルと命名しましたが、これは破廉恥も甚だしいものです。

ここは、私たちの土地であり、私たちは決してここを離れません。我々はある大きな動機や理由があり、そうした理由や動機こそが、私たちを、シオニストたちや彼らが持つ武器以上に強くしているのです。

勝利こそが我々の権利であり、だからこそ私たちは勝利の栄冠を手にするのです。

時には、金銭でここを買収し、私には月々の手当を渡すという提案を出されますが、私は断っています。

私は自分の家族に対し、自分がこの土地に骨を埋めたいとの希望を告げてあります。