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source : parstoday
木曜日

16日 4月 2020年

7:07:52
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イラン国民が、コロナ危機の中で信仰心あふれる支援を展開(動画)

イラン国民が、国内の新型コロナウイルス感染拡大がピークに達したとされる中で、信仰心に沿った支援計画に積極的に取り組み、困窮する人々に手を差し伸べる光景が各地で見られています。

(ABNA24.com) イラン全国では最近、市民が社会の弱者や新型コロナウイルス感染者、ウイルス感染拡大の影響で失業した人々に支援の手を差し伸べ、信仰心にそった全国的なキャンペーンを展開し、具体的な行動を起こしています。

この運動の第一弾は、すでに今月11日からイラン全国で始まり、イスラム教徒の断食月の最終日に当たる来月24日まで継続されます。

この運動は、イランイスラム革命防衛隊被抑圧者動員機構を中心に展開され、この中でイラン全国の人々から義援金や支援物資などを募り、地域の支援を必要とする人々に分配されます。

また、イラン全国でこの運動に参加する組織、個人の数は日々、増え続けています。

このキャンペーンの一環として、資金援助以外にも肉や米、脂、豆類など食品の配布、住居や店舗の賃料の支払い免除、新型コロナウイルス感染者や恵まれない世帯を対象にした負債の清算などが挙げられます。

さらに、市民の行動と並んでイラン各地の行政機関もこの運動に加わっています。

イラン政府は、現在より逼迫された状態にある職種を調査し、そうした職業の人々に支援を提供すると同時に、特に弊害を受けやすい階層の人々に対する無利子の貸付に同意しました。

14日火曜には、イランイスラム革命防衛隊総司令部および支援機関の決定により、350万世帯の恵まれない家庭を、「信仰心により支援する運動」の本部が結成されました。

こうした中、革命防衛隊のシャリーフ報道官は、同部隊の司令官らは今回の全国的なキャンペーンに給与の20%を拠出することを明らかにしました。

既に、イラン司法府長官や司法機関の上級関係者が給与の20%を3ヶ月間、新型コロナウイルス感染者や恵まれない人々への支援に拠出すると表明しています。

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