(ABNA24.com) パレスチナ情報センターによりますと、21日金曜のデモに参加したパレスチナの人々は、スローガンを唱えて「世紀の取引」案を非難し、抵抗こそパレスチナを解放する唯一の道だと強調しました。
この報告では、ヨルダン川西岸でのデモにシオニスト政権イスラエルの部隊が出動し、ジャーナリスト1名を含むパレスチナ人数十人が負傷したということです。
米トランプ大統領は先月28日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と並び、「世紀の取引」案を公表しました。
この案には、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをイスラエルの首都として正式に承認すること、ヨルダン川西岸地域の30%をイスラエルに併合すること、他国に逃れたパレスチナ難民の祖国帰還の権利を剥奪すること、パレスチナの完全武装解除などが盛り込まれています。
当事者であるパレスチナを甚だしく無視し、親イスラエルに偏向したこの案には世界的な非難の声が上がりました。
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パレスチナのガザ地区とヨルダン川西岸で、一方的で民族主義的な「世紀の取引」案に抗議して、人々が再びデモを行いました。