シリア南部クネイトラ県で24日、住民らが同県アルバース市にある州庁舎前で抗議集会を開催しました。このデモはイスラエル軍による侵略を調査する国連代表団の到着に合わせて行われました。
シリア国内ではクネイトラ県に加え、他複数の都市や村でもイスラエルの占領と攻撃的な政策に反対するデモが行われ、抗議者らは「イスラエルはシリアから出て行け」などのスローガンを連呼して、シリア南部からのイスラエル軍の完全撤退を要求しました。
ヒズボッラー前執行評議会議長の遺体が埋葬
アルアーラム・チャンネルによると、レバノン・ヒズボッラーのサフィーウッディーン前執行業議会議長の遺体が24日夕方、数時間にも及んだ盛大な葬儀の後、故郷であるレバノン南部の墓に埋葬されました。
イスラエル刑務所でパレスチナ人収容者が殉教
パレスチナ人捕虜・元捕虜問題委員会は24日夜、ガザ地区出身のパレスチナ人収容者がイスラエルの刑務所内で殉教したと発表しました。この報告によれば、昨年3月3日にガザ地区南部でイスラエル軍に拘束されたムサブ・ハニ・ハニヤさんが先月5日にイスラエルの刑務所内で殉教したということです。
ガザの殉教者数が増加
パレスチナ保健省は報告の中で、過去24時間以内にパレスチナ人殉教者7人の遺体がガザ地区の病院に到着したことを明らかにしました。また、負傷者6人も病院に搬送されており、2023年10月7日のガザ戦争開始以来のパレスチナ人殉教者数は計4万8346人、負傷者数は計11万1759人となりました。
さらに、パレスチナ情報センターは「犠牲者の多くが瓦礫の下や路上に残されているが、救援部隊や医療部隊は彼らにのもとに駆け付ける手段を持っていない」と報告しました。
アラブ議会はパレスチナ人の土地からの追放に反対
アラブ議会のモハメド・アル・ヤマヒ議長はパレスチナ委員会の会合において、パレスチナ人を自らの土地から追放するあらゆる計画に断固反対することを強調するとともに、「パレスチナ人が自らの土地に戻り、そこで暮らす権利を支持する国際法と決議を順守する」と宣言しました。
