23 2月 2025 - 19:23
イラン外相がオランダ外相に忠告「国際関係においては法の支配が尊重されるべき」/仏で市民が反NATOデモ:国際ニュース

イランのアラーグチー外相はオランダのフェルドカンプ外相との電話会談で、「イランは相互利益と尊重に基づきすべての国と交流する用意がある」と強調しました。

 アラーグチー外相は、フェルドカンプ外相との電話会談で、全ての国の政府が国際関係において法の支配を順守し、国連憲章の原則、特に各国の領土保全と国家主権の尊重を順守することの重要性を改めて強調しました。その上で「世界の平和と安全を維持するには、他国への内政干渉を慎み、多国間主義を強化することが必要だ」と語りました。

英大学と治安機関が学生らのパレスチナ支持デモ弾圧で協力か

英スカイニュースと人権団体リバティ・インベスティゲイツの共同調査により、少なくとも40の英国の大学がガザ戦争に対する学生の抗議活動に関して同国の警察や民間諜報機関と協力し、意見交換していたことが明らかになりました。

ドイツ警察、極右派デモに抗議する市民を襲撃

ドイツ紙「ベルリナー・モルゲンポスト」のウェブサイトによると、ドイツの警察部隊は極右政党支持者によるデモ行進への抗議者らを襲撃し、催涙ガスを使って強制排除しました。

パキスタン外相「イランの能力について予断は禁物」

パキスタンのモハメド・イシャク・ダール外相はトルコ国営放送TRTとのインタビューで、イスラエルによる対イラン脅迫を非難するパキスタンの立場を強調し、「イランは責任あるイスラム教国であり、その能力について予断すべきではない」と述べました。

イランとロシアが共同投資による血液精製所の設立を検討

イラン輸血機構のモスタファ・ジャマーリー長官は、ロシア・スプートニク通信とのインタビューで、「イラン国内に我が国とロシアの共同投資による血液精製所の建設計画が進行中である」と表明しました。

ブルガリアでユーロ導入反対デモ

AP通信によると、ブルガリアでユーロ導入に反対する市民デモが行われ、警察との衝突に発展しました。

国連報告者「イスラエルはガザ市民に対する武器として飢餓を利用」

国連の貧困・人権問題担当報告官であるオリビエ・デシュッター氏は声明の中で、「イスラエルがガザ市民の暮らしの機能不全を狙い飢餓を武器として利用している」と強調しました。同氏はさらに、「ガザ地区の再建には少なくとも530億ドルの資金が必要だ」との認識を示しました。

イラン外相と国会議長が殉教したヒズボッラー元事務局長らの葬儀に出席へ

在レバノン・イラン大使館は声明を発表し、23日に行われるヒズボッラーのナスロッラー前事務局長およびサフィーウッディーン政治評議会議長の葬儀に、イランからはガーリーバーフ国会議長とアラーグチー外相が出席すると明らかにしました。

パリでEU・NATOからの脱退を求めるデモ

ロシアRIAノーボスチ通信によると、フランス首都パリで数百人の市民らがデモを行い、EUおよびNATOからの脱退を要求しました。デモ参加者は「ヨーロッパはもうたくさんだ」「NATOを押しとどめよ」などと書かれたプラカードを掲げました。