イエメンのアルマシーラテレビによりますと、アラブ連合軍は19日土曜夜、イエメン・フダイダ市の住宅地を攻撃し、この中で、少女1人が死亡、ほか市民4人が負傷しました。
イエメンの人権団体インティサフは19日土曜、「アメリカの支援を受けるアラブ連合軍のイエメン侵略開始以来、これまでに同国で子供3860人が死亡、ほかにも4256人の子供が負傷している」としました。
この人権団体の報告によれば、サウジ主導のアラブ連合軍のイエメン攻撃で、民間人およそ6000人が身体に障害を負うことになり、うち5559人を子供が占めています。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、および他のいくつかの国の支援を受けて、2015年3月よりイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を完全に封鎖しました。
アラブ連合軍は、イエメンから数百万バレルの石油を盗み出しているだけでなく、同国へ燃料を運ぶ船舶の拿捕や入港阻止により、戦争で荒廃したこのアラブ圏最貧国に、石油製品、燃料、医薬品などの不足の危機を引き起こしています。
342/