ABNA24 : シャムハーニー書記は3日木曜、ツイッターで、アメリカによる「最大限の圧力」政策の失敗に言及し、「(イランの)『活発な抵抗』戦略により、トランプ前大統領による最大限の圧力政策は、現政権が認めているように、失敗に終わった」と記しました。
ウィーン協議の第8ラウンドは、イランと英仏独中露の4+1グループ、およびEU調整役により、現在も進行中です。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相も2日水曜、中国の王毅外相と電話会談を行い、「イランはこれまでに、問題解決に向けて多くの率先的発案を行ってきた。合意成立のために今求められるのは、西側の現実直視と政治的決断である」と述べています。
ウィーン協議は、イラン代表団のイニシアチブにより一連の進展を見せていましたが、特にバイデン米政権をはじめとする西側諸国が、米前政権の行使した違法な制裁の影響の補償を遅らせ、また最大限の圧力行使政策を続行していることから、アメリカの核合意復帰への真意が疑問視され、協議プロセスそのものが長期化しています。
責任を受容する国であるイランはこれまでに何度も、核合意に違反した側がアメリカであることから、制裁解除により合意に復帰すべきはアメリカであり、さらに同国の責務履行状況は検証確認される必要がある、と表明しています。
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