ABNA24 : アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は、日本の林芳正外相との電話会談で、オーストリア・ウィーン協議の進展に寄与する準備があるとした日本に謝意を示すと共に、「わが国は、信頼できる良好かつ永続的な合意成立に向けた用意がある」と語りました。
イラン外務省によりますと、林外相は3日木曜、アミールアブドッラーヒヤーン外相と電話会談を行い、両国の関係および、地域・国際レベルでの両国の関心事について意見交換を行いました。
両外相はこの会談においてまた、様々な分野における両国の協力拡大や、ウィーンで開催中の核合意復活交渉のプロセスについて話し合いを行いました。
林大臣は、両国の関係を歴史ある非常に重要なものだとしました。また、ウィーン協議を支持すると共に、取り決め履行に向けた全ての関係国の真剣な行動の必要性や、合意達成に向け今回の機会を重視し、利用することを強調しました。
さらに、両国の経済関係をこれまで以上に拡大させるための好ましい土台の存在と、この関係における障害の解消を強調しました。
一方のイラン外相もこの電話会談において、日本との多様な部門での協力の拡大を歓迎しました。
また、林外相からの訪日への招待を歓迎し、できるだけ早く日本を訪問し、同国の政府高官と両国の全面的な関係の発展・向上を追求し、それに関する協議を行うよう希望する、としました。
さらに、ウィーン協議での進展を支援しようとする日本の努力に感謝し、「わが国は、信頼できる良好かつ永続的な合意を得る意向がある」と強調しました。
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