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source : Parstoday
水曜日

15日 12月 2021年

12:23:14
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イラン外務次官、「核合意に反する制裁は全て即時解除されるべき」

オーストリア・ウィーンでの協議においてイラン代表団の団長を務めるバーゲリーキャニー外務次官が「核合意に反する制裁は全て、即時解除されるべきだ」と語りました。

ABNA24 :バーゲリーキャニー次官は、プレスTVとのインタビューで「ウィーン協議での主要な優先課題は、イラン国民に対しこれまで長年にわたり行使されている、圧政的かつ違法な制裁の全廃である」と述べています。

また、「イラン国民に対し行使、あるいは追加行使された各種制裁は、国際法や国際的な規定、国際的な原則や核合意に矛盾・違反しており、さらに国連安保理決議2231にも反している」としました。

バーゲリーキャニー次官によりますと、イランに加えてほかの5カ国グループの構成国および、アメリカのバイデン新政権までもが、この点に関して見解が一致しており、アメリカ前政権が核合意違反という違反行為に走ったがゆえに、バイデン現政権がこの誤った措置からの回帰を希望していることを認めている、ということです。

同次官はさらに、「当事者双方の間で、対立点を解消できる段階に入るべく協議が進行中である。そして、最近数日間で非常に良好な進捗が見られた」と語りました。

続けて、「シオニストは、協議会場内の現在の雰囲気に建設的でない破壊的な悪影響を及ぼそうと、本格的に工作している」と述べています。

最後に、「協議の相手側に真剣な意思があり、一切の例外なしに核合意に沿った全ての義務の履行に向けた現実的な用意があれば、その場合には短期間で双方が納得する合意を成立させられるだろう」と強調しました。

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