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source : Parstoday
火曜日

14日 12月 2021年

18:02:33
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イラン外務次官、「一部の国は外交ではなく責任転嫁を追求」

バーゲリーキャニー・イラン外務次官が、「一部の国は現実的な外交ではなく、責任転嫁や他責思考という自らの習癖に固執している」と語りました。

ABNA24 :オーストリア・ウィーンでの核合意復活交渉でイラン代表団の長を務めるバーゲリーキャニー次官は14日火曜、ツイッターで制裁解除のための協議のプロセスに触れ、「我々は迅速に提案書を提出したとともに、対立が減るよう、建設的かつ柔軟な方法で善処した」と述べています。

また、「また、外交はあくまで双方向通行の道路であり、過ちを償う意志があれば、迅速な合意成立への道が開かれる」としました。

バハールヴァンド在英イラン大使もBBCのインタビューで、ウィーン協議プロセスの長期化に関する欧州の核合意三カ国の非建設的な表明に反応し、「イランは西側の相手国を信頼しておらず、彼らが制裁解除によって自らの真剣さを証明すべきだ」と語っています。

また、「西側の相手国が時間を懸念しているのであれば、制裁解除への足がかりを踏み出すべきだ」と述べました。

そして、「米国が核合意への復帰と制裁解除を決意しているなら、そのように実行すべきだ。そうすれば、イランは、核合意の下での責務履行の段階的縮小に向け取られた足がかりや補償措置について話し合う用意がある」としています。

第7回目となったウィーン協議で、イラン代表団は真剣なイニシアチブを通じて、「抑圧的な制裁の解除」と「核問題」という2つの問題の形での提案文書を相手側に提出しました。

イランは、責任を受容する国としてこれまでに何度も、「核合意に違反したのは米国であることから、同国がまず制裁を解除して核合意に復帰すべきであり、さらに米国の責務履行状況は検証・確認される必要がある」と表明しています。

アメリカは、善意があるジェスチャーを示しながらも、依然として核合意責務復活の流れを妨害し続けています。

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