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IAEA事務局長とのテヘラン会談、イランは核計画の追求を決意

IAEA事務局長とのテヘラン会談、イランは核計画の追求を決意

IAEA国際原子力機関のラファエル・グロッシ事務局長が23日火曜、テヘランにて、イラン側責任者らと会談し、協力継続に関して協議しました。

ABNA24 :エスラーミー・イラン原子力庁長官は。グロッシ事務局長との会談後、イランとして自らの核計画を実施していく決意であることを強調し、「今回の協議で、グロッシ事務局長は何度も、イランの核計画に逸脱が見られず、わが国の核活動が諸規約や決まりごとにのっとって実施されていることを認めた」と述べています。

また、「我々は、共通の基盤を見つけることができるという観点を持った関係継続を目指している」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相も、グロッシ事務局長との会談で、「保障協定の枠組みにそったIAEAとの協力に向けてのイランの決意は真剣なものだ」と語りました。

同外相はさらに、IAEAの中立的な業務遂行の重要性や、外部からの政治的な圧力に注目しないことの必要性を強調しています。

一方、グロッシ事務局長もこの会談で、IAEAとしてイランとの密接な協力の中で、今後数ヶ月間に残された問題を解決していく用意があることを表明しました。

グロッシ事務局長のテヘラン訪問は、24日水曜に開催予定のIAEA理事会会合を目前に実施された形となっています。

アメリカの新興メディア「アクシオス(AXIOS)」は、「英国は、IAEA理事会でイランを批判するよう、他の西側諸国に圧力をかけている。こうした中、イランは常にIAEAに対し、技術協力の道に留まり続け、技術協力という自身のあり方を守って、一部の国にIAEAの名目での自国の政治的目標の追求を許可しないように勧告してきた」と報じました。

イランは、2018年に米国が核合意から違法に離脱した後、1年3か月間にわたり自らの責務履行を続けていました。しかし同国は、欧州の関係国が金融・銀行分野の取引・活動の再開などの約束を履行できず、また米が一方的な制裁行使を続行していることを確認した後は、核合意内の責務履行の一部を段階的に縮小しています。

そのような中で、グロッシ事務局長が最近テヘランを訪問した際、イランは、IAEAによる核施設の監視・査察の継続維持を目的とした技術協定に2回にわたり合意しました。しかし、グロッシ事務局長は引き続きイランに保障措置外の措置を要請しています。

イラン側の不満を引き起こしたもう1つの重要な問題として、シオニスト政権イスラエルによるイラン人科学者のテロ暗殺および、核施設内での破壊行為が指摘されています。しかし、IAEAはこれまで、こうした攻撃にまったく反応していません。こうした中、ハティーブザーデ・イラン外務省報道官によりますと、IAEAはイラン領内でのこれらの妨害行為やテロ行為が、一部の主張する国の沈黙を利用したイスラエルによって実施されていることを熟知している、ということです。

イランの見解では、IAEAは主に西側とイスラエルがイランの核開発計画に対して提起している政治的圧力と論争に左右されるべきではない、とされています。

近くオーストリア・ウィーンにてイランと5カ国側による核合意復活交渉、およびIAEA理事会会合が予定されていることから、イランの外相および原子力庁長官とグロッシIAEA事務局長との会談はIAEAにとって、今回こそイランの敵からの圧力や政治的な私欲から距離を置き、グロッシ局長がイランの平和的な核活動に関する報告提出を行うための機会となる可能性があります。

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