サウジアラビアの戦闘機が、イエメン北部サアダ州の2つの地域を攻撃し、これにより民間人31人が死亡したほか、数名が負傷しました。
イルナー通信によりますと、23日火曜に行われた、サウジアラビアの戦闘機のサアダ州の各地に対する攻撃の犠牲者には、数名の女性や子供が含まれています。
サウジアラビアの戦闘機はまた、サヌア北部を攻撃し、これにより民間人数名が死傷しました。
さらに23日、フダイダ州の国際空港を爆撃しました。
サウジアラビアはアメリカの支援を得て、2015年3月からイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
サウジアラビアとその同盟国による攻撃で、イエメンではこれまでに数万人の死傷者と、数百万人の難民が出ています。
イエメンはまた、極端な食糧と医薬品の不足、さまざまな感染症の流行に直面しています。
サウジアラビアとアメリカは、これまでにイエメンの人々の抵抗により、自身の傀儡を政権に復帰させるという目的を果たすことができていません。