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アフガン北東部制圧に関して、タリバンとその反対勢力による矛盾した表明が錯綜

アフガン北東部制圧に関して、タリバンとその反対勢力による矛盾した表明が錯綜

アフガニスタンを最近掌握した組織タリバンが、同国北東部パンジシール州を占領し、これでアフガン全土を制圧したと発表した翌日、反タリバン勢力に近い筋が、「市民は自宅に向かっており、地域は人民部隊に掌握されている」と表明しました。

ABNA24 : パンジシールを拠点にタリバンに抵抗する勢力・NRFアフガニスタン民族抵抗戦線に近い人物の1人、ガーセム・モハンマディ氏はファールス通信に対し、同地域の最新情勢について、「6日月曜、パンジシールの司令官らの知略により、タリバンのメンバーらは当州に入ったが、抵抗軍の戦術的な撤退と、それに続く攻撃の新ラウンド開始により、タリバンは不意打ちを食らい、甚大な人的・物的被害を受け、パンジシールは再び人民部隊に掌握された」と述べています。

モハンマディ氏の話によりますと、現在パンジシールは人民部隊の手中にあり、隣接したバグラーン州のアンダラーブ郡も、タリバンの管轄を離れたということです。

同氏はまた、「首都カーブル、北部マザリシャリーフ、中南部カンダハール、西部ヘラート、中部ダイクンディ、東部カピサおよびパルワーンの各地における、NRFの指導者アフメド・マスード氏の全国的蜂起を支持しての、6日夜の蜂起はパンジシールと連携したものだ。この全国規模の蜂起と、”マスード万歳”、”NRFに万歳”のスローガンは、アフメド・マスード氏の語るものが民政、思考的な内容であるともに、社会正義と選挙に基づく人間的な価値観を機軸としたものであることを示した」と語りました。

さらに、「NRFは、タリバンに2つのものを要求している。1つは、第一に、暫定政府すなわち1人の中立的な人物の方向に向かうこと、そして第二に、全ての各勢力集団からの候補者が参加する選挙の開催だ」と述べています。

そして、「タリバンが、力で押し切る体制をもって統治しようとするなら、アフガン国民はこれを受け入れない」とし、「タリバン存在の温床を作ったのは、事実上アメリカとパキスタンである。そして、アメリカが軍隊をアフガンから撤収した際の航空機により、カタールからタリバン政治部門トップのバラダル師と、そのチームをカーブルに連れてきた」としました。

続けて、パキスタンのヘリコプターによる空からの攻撃をめぐる主張に関しても、「タリバンは、 アフガンのガニ前政権で第一副大統領を務めたアムルラ・サーレ氏を狙おうとしていた。このため、パキスタンのヘリを使用して、サーレ氏の自宅を破壊したが、同氏はパンジシール以外の場所に移動していた」と語っています。

最後に、「パキスタンは、アフガンでの自らの目的達成のための手段として、タリバンを利用している」と結びました。

反タリバン側のこうした表明の一方で、タリバンの報道官らは依然として、パンジシール州を完全に占領し、陥落させたと主張しています。

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