栄養失調と肥満、世界で同時増加 疾病リスク高まる

  • ニュースコード : 760093
  • 出典 : ロイター
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6月14日、世界の人口の3分の1は栄養失調または体重過多の状態にあり、病気の発症リスクが高まるとともに、保健サービスがますます圧迫されていることが国際調査で明らかになった。シドニーで昨年8月撮影(2016年 ロイター/DAVID GRAY)

[ロンドン 14日 ロイター] - 世界の人口の3分の1は栄養失調または体重過多の状態にあり、それにより病気の発症リスクが高まるとともに、保健サービスがますます圧迫されていることが、「世界栄養報告」(GNR)で明らかになった。

14日に発表された2016年版によると、肥満または体重過多の割合は世界の全地域とほとんどの国で上昇した。また、少なくとも57カ国が、深刻な栄養失調の割合と同時に、体重過多や肥満の成人増加という二重の重荷を抱えていることも分かった。

栄養失調は、世界の5歳以下の子供の死因の半分を占めているほか、食糧不足とともに病気発祥の最大の原因となっている。

一方、体重過多の人や、糖分、塩分、脂質、コレステロールの血中濃度が高い人は、肥満のほか、心臓疾患、糖尿病、ガンの発症リスクが高くなっている。

GNRは独立の専門家団体が作成し、国際食糧政策研究所(IFPRI)が監督。米国や英国など多数の国の政府、欧州委員会、ビル・ゲーツ財団などが資金提供している。


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