聖預言者ムハンマド(SAW)の水の飲み方に関するスンナ(言行)です。
- 彼は水を吸うように飲まれ、水の入った器に息を吹かれることはありませんでした。
- 彼は一気に水を飲み干されることはなく、「肝臓の痛みは、水を一気に飲むことに由来する」と仰いました。
- 彼は水やそのほかの飲み物を3回の呼吸、3回に分けて飲まれました。
- 彼は各回の飲み始めにはبِسمِ اللَّه (ビスミッラー)、飲み終わりにはاَلحَمدُ لِلّه (アルハムドゥリッラー)と唱えました。ビスミッラーということは痛みから安全であるため、アルハムドゥリッラーということは神への祝福への感謝であると認識しておられました。
- 彼は水を飲む際、器の中で息を吸いませんでした。息を吸う必要がある時はいつも器から口を離して呼吸されました。
- 脂っこい食事をする際、彼は水を少ししか飲まれませんでした。「なぜ水を少ししか飲まれないのですか?」と尋ねられた彼は「この食事には水は少し飲むのが消化に良いのである。」と仰いました。
- 彼は水を飲んだ後『罪のために水を苦くなされなかった神に感謝、そうではなく御自身の恩恵と御慈悲によりそれを甘くなされた。』と仰いました。
- 彼は病気の治療に役立つネイサーン*の水を飲むことを好まれました。(*ネイサーンの水とは5月下旬の降雨による水)
- 彼は時には立って、時には座って水を飲まれました。(昼間に飲む際は立ったまま、夜間は座って飲むことを勧められました。)
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