大学80%、事業所の65%が配慮 イスラム教徒の食事

大学80%、事業所の65%が配慮 イスラム教徒の食事

 イスラム教徒が多い大学や事業所を対象に中部管区行政評価局が実施した調査によると、大学は80%、事業所は65%が、食事について宗教上の配慮をしていた。

 八~十一月に管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川、静岡県)で、イスラム圏から留学生がいる大学十五校と、イスラム教徒がいる二十事業所などを調査した。

 大学では53%が、イスラム教徒が口にできる「ハラール食」などを学食で提供。60%は、イスラム教で食べることが禁じられている豚肉などの使用有無を表示していた。ハラール食を扱う移動販売業者を利用している大学もあった。

 事業所では、宗教に配慮したメニュー提供が35%、使用食材の明示が25%。そのほか厨房(ちゅうぼう)や食器に配慮した事業所もあった。

 行政評価局は「個別には割合が低い項目もあり、まだ、宗教に配慮した措置を取る余地はありそう」と分析している。

 ほかに、事業所の60%と大学の47%が礼拝場所を提供。事業所の55%と大学13%が礼拝の前に体を清めるための施設を設けていた。

 生徒にイスラム教徒がいる二十市の教育委員会も調査。「弁当の持参を認めている」(十四市)「礼拝できる環境を提供」(十市)「給食から豚肉など食べられないものを除去」(八市)などの回答があった。

 (中村禎一郎)

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