テロの支援国、アメリカ

  • ニュースコード : 843276
  • 出典 : parstoday
Brief

アメリカ国務省が、テロ支援国に関する報告を発表し、議会に提出しました。この報告の中には、テロを支援する国や組織、それらの国や組織に対する制裁が述べられています。

予想されていたように、アメリカに反対する国や組織が、テロ支援国として挙げられています。この中で、イラン、シリア、スーダンは、アメリカが考える最大のテロ支援国として、このリストに記載されています。しかし、アメリカは、世界のどの国よりもテロ組織を支援しており、その誕生にも関与してきました。

アメリカ政府の文書は、テロ組織アルカイダが、1980年代、CIAによって、アフガニスタンでソ連軍と戦わせるために創設されたことを示しています。それから25年後、同じ方法によって、現代のテロ組織であるISISが、“イランや西アジア地域のシーア派の影響力と戦うため”、と称して創設されました。トランプ大統領は、これまで何度も、オバマ政権時代のクリントン国務長官が、ISの誕生に直接関与したとしています。文化戦争に関する雑誌の編集長であるマイケル・ジョーンズ氏は次のように語っています。

 

「アメリカは、中東地域で独自のシナリオを考えており、これらのシナリオを追求しようとしている。テロに関するアメリカ国務省の最近の報告は、アメリカ政府の独自のイデオロギーに基づいた報告であり、事実に基づいたものではない。アメリカは、地域において代理戦争を行っており、それらのテロリストをこうした代理戦争に利用している。歴史が示しているように、代理戦争は最終的に、これらのテロ組織が、それを支援していた国々を脅かすことにつながるだろう」

 

こうした中、アメリカ政府が、サウジアラビアやシオニスト政権イスラエルなど、テロを支援する政府を支持していることは、他国のテロに関する行動を判断するアメリカの資格に疑問を呈しています。アメリカ政府は、テロリストとの協力が疑われる国への資金や武器の提供を停止する必要性を訴えていますが、その一方で、サウジアラビアとの間で1100億ドルの武器協定を締結しています。サウジアラビアは、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の犠牲者の遺族の訴状において、その名が挙げられており、世界中でテロ組織に資金を提供している国です。

いずれにせよ、テロとの戦いと、アメリカ国務省によるテロ支援国についての報告の発表が、世界でアメリカの外交を推進するための道具になっていることに疑いの余地はありません。アメリカがもし、誠実にテロの支援国を明らかにしていたら、誰よりもまず、アメリカの名が、その報告のトップに挙げられていたでしょう。そして、サウジアラビアなどの国々との協力を停止していたはずです。しかしながらアメリカは、自分たちの世界に対する支配に反対の声を上げる国やグループを、国務省のテロ支援国リストに加えているのです。

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