飢えのため木の葉を食べるイエメンの人々 画像/映像

イエメン北部の人々が、木の葉を食するほどの飢えに陥っています。


 

イエメンハッジャ州の多くの家族が飢えに苦しむ子供たちに食べさせるため、ブドウの木の葉を煮ています。

国際的な救援物資は、その支援を最も必要とするこれらの家族には届いていません。

生後7か月の“ザハラ“という名の女の赤ちゃんは、重度の栄養失調のためこれ以前にも一度診療所に移されました。この乳児の体重は減る一方で肋骨をはじめとする彼女の骨は皮膚の下に見てとれるほどです。

ザハラの両親は経済的な理由から、彼女をもう一度診療所に連れて行くことが出来ません。その一方で診療所の所長はザハラの両親に「早急な対応・治療をしなければこの乳児は命を落とすであろう」と伝えています。

ザハラの両親の家の近所にあるこの診療所では、最近、最終段階ともいえる極度の栄養失調に陥っている大勢の子供の姿が目に入ります。この診療所には電気も酸素ボンベもありません。小児科の医師すらいない次第です。

この診療所の所長は「この診療所に連れてこられる子供たちのうち、毎週平均17人が重度の栄養失調に苦しんでいる。」と述べています。

このようなイエメン北部における状況の主な原因は、戦争により荒廃したこの国の救援制度が機能していない為です。国際機関は「イエメンにおける救援物資の配布について調査する」と発表しました。

人道問題を扱う活動団体の責任者らは、ここ数か月の間イエメンにおける飢餓の急速な拡大を、繰り返し繰り返し警告してきました。

ハッジャ州当局の報告によれば、今年に入ってからこれまでにこの州の20人の子供が飢餓のために死亡しました。しかし家族からの子供の死亡や死亡率に関する報告がないなどの理由から、実際の死亡者数はこれよりも高くなっている可能性があります。

国連の統計によると、イエメンにおいて救援を受けることが出来なければ命を落とすであろう人の数は800万4000人に達する見込みです。

国連は、「まもなくこの統計に350万人が加わる見通しであり、総計1200万人に達するだろう」と警告しました。ちなみにイエメンの総人口は2900万人です。

イエメンハッジャ州では、ここ数か月にわたりサウジ政権が主導する連合軍による爆撃を受け続けています。

 

 

 

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