最高指導者の考えるアメリカの行動

最高指導者の考えるアメリカの行動

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、9日水曜朝、数千人の大学生や教師を前に演説し、アメリカと核合意に関する非常に重要な問題について語りました。

ハーメネイー師は、アメリカのトランプ大統領の8日火曜の軽薄でこっけいな発言に触れ、「この人物は、10を超える明らかな嘘をついた上に、イラン国民とイスラム体制を脅迫した。私はイラン国民を代表し、彼にこう言いたい。あなたには何もできない」と述べました。

ハーメネイー師は、アメリカの問題は、感情を抜きにした真剣で重要な問題だとし、「イランの転覆を狙う、アメリカのやむことのない深い敵対は、私は他の体制責任者に対する敵対ではなく、イスラム体制を選び、その道を進む国民とイスラム体制全体への敵対だ」と述べました。

また、この激しい敵対の主な理由は、イスラム革命の勝利、イスラム体制の樹立、アメリカのイランへの影響力の縮小にあるとし、「彼らは、現在の体制を消滅させ、再び、戦略的な位置と重要な天然資源を持つイランを支配しようとしている」と述べました。

アメリカは、イランの独立したイスラム体制に対抗するために、この40年、さまざまな手段を用いてきました。また、現在、アメリカの戦略は、核合意、イランの地域や世界との関係、特にEUとの関係に集中しています。トランプ大統領は、今回のような行動や態度により、アメリカとイランのこれまでの歴史に対して現実的な理解がないことを示しました。最高指導者が語ったように、オバマ大統領がビロードの手袋の下に鉄拳を隠し、変化について語っていたとき、イランはこのような言葉を聞いてもむやみに喜んだりはしませんでした。また、現在も、トランプ大統領の脅迫を恐れることはありません。

ハーメネイー師はこれについて、「書簡を記したり、さまざまな発言を行ったりしていたオバマ政権でさえ、イランの体制の転覆を狙いながら、自分たちの目的はイスラム体制の転覆ではないと嘘をついていた」と述べました。

 

実際、アメリカのイランに対する真の問題は、イランが地域で影響力を持ち、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、サウジアラビアのトライアングルが、悪しき目的を果たすのを許していないことにあります。明らかなのは、イラン国民が、アメリカの覇権主義的な本質を知っていることです。

核合意からの離脱も、こうした問題のひとつです。明らかに、ハーメネイー師がヨーロッパの行動と核合意の本質について語った事柄は、真剣な警告と捉えるべきでしょう。ハーメネイー師は、「私はヨーロッパ3カ国を信用していない。信頼できる確かな保障が得られれば問題はなく、このまま歩み続けるが、その可能性は低いだろう。もしそのような保障が得られないのであれば、このような形で歩み続けることはできなくなる。なぜなら、ただ言葉で語るだけでは信用できず、彼らは外交において、完全に道徳に反して行動しているからだ」と述べました。

明らかに、もしヨーロッパが、イランとの対話を、アメリカの要求や主張に回答するためのものにするのであれば、それは、アメリカの世論操作や吹き込みに従うことになります。とはいえ、EUは、独立した政策を取っているように見せようとしています。しかしそれは、言葉だけで証明することは難しく、ヨーロッパは行動で、トランプ大統領や一部のペルシャ湾岸諸国による反イランの吹き込みや非難の影響を受けない、ということを示すべきでしょう。

アメリカの歴史家、ガレス・ポーター氏は、ヨーロッパがアメリカに従うのか否かを見守る必要があると語っています。


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