ナスロッラー事務局長 「シリアの状況はシオニスト政権に有利なものとはならない」

シリア攻撃を受けて

ナスロッラー事務局長 「シリアの状況はシオニスト政権に有利なものとはならない」

レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、15日日曜、アメリカ、イギリス、フランスのシリア攻撃の目的と結果について語りました。

アメリカ、イギリス、フランスは、14日、シリア政府がドゥーマで化学兵器を使用したと主張し、シリアを攻撃しました。

ナスロッラー事務局長は、シリアで重要な成功が収められるたびに、化学兵器使用の主張が繰り返されるとし、今後もそれが繰り返される可能性があるとしました。現状において、最も重要な成功は、東グータ地区のテロリストからの解放であり、それは、首都郊外のテロ掃討と、シリア政府軍とその同盟者による、テロ対策における戦場の勝利継続を意味しています。そのため、ナスロッラー事務局長は、「シリアの状況を、シオニスト政権イスラエルや、シリアの体制に反対する国々の有利に変えること」を、シリア攻撃の重要な目的の一つとして挙げました。

テロとの戦いにおける戦場での勝利は、シリアの政権を交代させるためのテロ組織の利用が機能しなかったことを示しただけでなく、政治協議におけるシリア政府の勝利の可能性を強化しています。

明らかに、シリア各地が次々にテロリストの占領から解放されていることは、シリア国民の士気や、政府とその同盟者への信頼感を強化することにつながります。ナスロッラー事務局長は、「アメリカとその同盟国のシリア攻撃は、シリア国民の士気を狙ったものであり、その目的の一つは、彼らの士気を弱めることにあった」としています。

 

ヒズボッラー事務局長はまた、アメリカとその同盟国のシリア攻撃の重要な2つの結果について触れました。それは、シリア政府軍による多くのミサイルの撃墜が、政府軍とその同盟者の能力に対する国民の信頼を高めたことです。二つ目は、シリア危機の政治的なプロセスが複雑になったことです。

2017年、シリアのテロリストが次々に敗北を喫したのと同時に、シリアの将来に関する政治協議が追求されました。実際、アスタナとソチでの協議は、ロシアのイニシアチブによるシリア問題を巡る協議で、イランとトルコもそれを支持しました。しかし、ジュネーブ協議は、国連の監視によって行われている努力の一環です。

アスタナとソチの協議は、シリア危機にとって重要な結果が得られ、シリアの今後の政治体制や憲法に関して決定する重要な段階に至りましたが、ジュネーブ協議は、シリア危機にとって建設的な成果が得られませんでした。このことは、シリア危機ではロシア、イラン、そしてある程度、トルコがリーダーシップを発揮し、アメリカなどの西側諸国やアサド政権に反対するアラブ諸国が脇役に回っていることを示しています。

こうした中、アメリカのトランプ大統領、フランスのマクロン大統領、イギリスのメイ首相は、シリア攻撃を計画し、シリア危機で主役の座を取り戻そうとしました。そのため、ナスロッラー事務局長は、この攻撃の結果の一つを、シリア問題を巡る政治プロセスの複雑化としたのです。

ナスロッラー事務局長は最後に、シリアへの50分のみの攻撃は、何よりも、アメリカとその同盟国が、抵抗陣営の力を認めていることを示したと語りました。アメリカとその同盟国は、シリア攻撃の前、この攻撃や、シリアの体制と抵抗陣営に対する、その破壊力について多くのプロパガンダを行っていました。しかし、実際に起こったのは、シリアを攻撃した3カ国の敗北でした。そのことは、西側のメディアも認めています。

アメリカの新聞、ワシントンポストは、これについて、「シリア攻撃は、シリアにダメージを与える以上に、世界におけるアメリカの信用を失墜させた」と報じました。

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