シリアへの干渉に向けたアメリカの世論操作

シリアへの干渉に向けたアメリカの世論操作

シリア大統領の顧問ブーサイナ・シャアバン氏が、シリア北部のアメリカ軍とアラブ連合の交代に関するアメリカ大統領の要請を受け、「占領国が、他の国に対し、ある国を占領するよう求めるのは非常に奇妙なことだ」と強調しました。

シャアバン氏は、「これは国際レベルで前例がない」と述べました。ウォールストリートジャーナルは、最近、「トランプ大統領は、シリア駐留アメリカ軍の大部分と交代させるため、アラブ軍を結成しようとしている」と報じました。この報道によれば、アメリカは、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などのアラブ諸国に対し、この連合に参加し、軍をシリアに派遣するよう求めたということです。



トランプ大統領の計画に対し、アラブ諸国からはさまざまな反応がありました。イラク国家安全保障顧問はこれについて、「イラクの公式な立場は、アラブ連合軍のシリア派遣への反対である」と強調しました。一方、サウジアラビアのジュベイル外務大臣は、テロとの戦いのためにシリアに軍を派遣する用意を明らかにしました。




シリア情勢は、トランプ政権がこれ以上、何の見返りもなしに同盟国を守る意向がないこと、そのために、アメリカ当局は、シリア駐留アメリカ軍を削減し、その代わりにアラブ連合軍の兵士を駐留させ、アメリカも、アラブ軍を保護する代わりに見返りを受け取る、という計画を進めようとしていることを示しています。トランプ大統領のやり方は実業家のそれであり、アラブの産油国から富をしぼりとるために、日々、新たな計画を明らかにしています。

トランプ大統領は、最近、イギリス、フランスと共にシリアを攻撃した際、「アメリカの地域の同盟国は、シリアの安定確立を実現するために莫大な費用を支払う必要がある」と語りました。

多くの評論家は、「トランプ大統領のシリアに関する新たな計画は、非常に浅はかで未熟なものであり、アメリカ政府のシリア問題に関する当惑を示しており、シリア情勢を複雑にするだろう」としています。いずれにせよ、アラブ連合軍のシリア派遣は、独立国の主権に対する侵害と見なされます。特に、これは国連安保理の介入なしに行われます。サウジアラビアは、シリアに直接、軍事介入しようとしていますが、この国は、西側諸国やシオニスト政権イスラエルと共に、シリアのアサド合法政権に対する陰謀の裏にいます。




西側諸国、特にアメリカや一部のアラブ諸国の陰謀により、シリアは2011年から、深刻な内戦に見舞われてきました。アサド政権と国民は、統一と地域の抵抗勢力の支援により、さまざまな陰謀に抵抗し、それを企てる人々のシリア支配を失敗させています。このような状況の中で、シリアでの陰謀に失敗したアラブ諸国は、直接、シリアに軍事介入することで、完全な敗北を防ごうとしています。サウジアラビアは、イエメンでの政策や軍事的な目的に失敗した今、そのような失敗から世論の目を逸らそうとしており、そのために、アメリカに同調し、地域で新たな陰謀を実行しようとしているのです。

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