国連人権理事会とこの機関に押し付けられたダブルスタンダード

国連人権理事会とこの機関に押し付けられたダブルスタンダード

国連人権理事会の会合がスイスのジュネーブで開催されています。

この会合は、人権に関するダブルスタンダードについて、さまざまな見解を説明するための機会になっています。

イランのアーヴァーイー法務大臣は、この会合で、28日水曜に演説し、西側のダブルスタンダードによる、人権を巡る現実や問題について語りました。アーヴァーイー大臣は、「冷戦時代の東と西の陣営の分割により、世界に2つの政治システムが作られ、それが人権に関する基準の形成に悪影響を及ぼした。現在も、残念ながら、このダブルスタンダードの影響が見られ、人権の意味が、一部の国の影響下に置かれている」と語りました。

テヘラン大学の国際関係の研究者であるモッタギー教授は、これについて、国際機関が発表した公式統計に触れ、次のように語っています。

「アメリカは、世界各地で350箇所の軍事・治安施設を持ち、これらの多くの施設で人権侵害が行われている。これ煮対しては、一部のヨーロッパ諸国から何度か抗議の声が上がっている」

こうした中、アメリカは、人権擁護者であることを主張し、他国の人権侵害を非難したり、その国に制裁を加えたりしています。その一方で、アメリカの市民、特に移民や黒人、外国人、先住民は、差別的な政策や人権侵害に苦しんでいます。

テヘラン大学の政治学部のアスギャルハーニー教授は、これについて、西側における人権の現状やダブルスタンダードに触れ、次のように語っています。

「アメリカは、世界最大の人権侵害国であり、その例として、世界各国で、アメリカ政府が数十ものクーデターを主導していることを挙げることができる」

人権侵害の明らかな例の一つに、パレスチナ人に対するシオニスト政権イスラエルの犯罪と、西側による支援があります。イエメンの戦争も、これに関する一つの例です。イエメンに対する大規模な制裁により、食料品や燃料などのイエメンへの移送が絶たれ、この国の1700万人が飢餓の危機に直面しています。

イマームホセイン大学のサラーヒー氏は、イラク攻撃におけるアメリカの犯罪に触れ、次のように語っています。

「イラクで占領者が行った事柄は、政権交代をはるかに超えることだった。占領者は、この国を占領している間、化学兵器、クラスター爆弾、白リン弾、劣化ウラン弾などの被通常兵器を使用し、この国だけでなく、地域全体に、人道的、社会的に深刻な影響を及ぼした」

 

このようなダブルスタンダードにより、人権は形骸化し、政治的な対応やダブルスタンダードといった結果をもたらしているのです。

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