シリア国民対話参加の最初のグループがロシア・ソチに到着

シリア国民対話参加の最初のグループがロシア・ソチに到着

シリア国民対話に参加する、最初の175人のグループが、ロシア南部のソチに入りました。

イルナー通信によりますと、シリアのバース党や進歩国民戦線といった政党のメンバーを乗せた飛行機が、28日日曜、ソチの空港に着陸しました。

ロシアの政府系テレビは、これらの人々とともに、シリアの国民青年党、アラブ社会主義党、シリア民主戦線などのメンバーもソチを訪問しているとしました。

ロシアのメディアはまた、シリア反体制派の主要なグループや、デミストゥラ・シリア特使率いる国連の代表団が、29日月曜にソチ入りするとしました。

ロシア外務省は、政府や反政府組織の代表など、シリアの各団体のおよそ1600人を、29日と30日火曜に開催される、ソチの国民対話に招待しています。

シリアの国民対話会議は、今月29日と30日にロシアのソチで開催されることになっています。このソチの協議は、2つの点から重要です。一つ目は、シリア危機の解決に向けた具体的な進展を示していることです。そして二つ目は、この動きが、シリアの主権と領土保全に沿った恒久的な安定や平穏を実現するための、国際レベルにおける数カ国の協力に向かって追求されていることです。 

現在、アメリカの妨害や挑発にもかかわらず、アスタナ協議のプロセスは前進しており、ソチの協議は、シリアの政府と反体制派の協議の土台を整えることができています。これは地域だけでなく世界レベルでも重要な出来事です。とはいえ、明らかに、ISが立場を確立するだろうと仮定して地域の地政学的な変更を計算していた国々やISISの支持者たちの考えは、このようなプロセスとは完全にかけ離れています。なぜなら、アメリカ、サウジアラビア、シオニスト政権イスラエルのトライアングルは、ISの存在により、地域の未来をまったく異なる形で描いていたからです。

 

政治問題の専門家であるマカルキン氏は次のように語っています。

「シリア危機の解決において、ロシア政府は行動のイニシアチブをアメリカの手から完全に奪うことができた。それを認めるべきだろう。とはいえ、アメリカのシリアにおける立場の弱さが、シリアに関するすべての問題の解決に相当することはないだろう」

アメリカ、シオニスト政権、サウジアラビアの目的は、シリアとイラクの新たな地図においてISの立場を安定させ、地域の政治・安全保障関係から抵抗勢力を排除することにありました。国際問題の専門家のセルゲイ・バブーリン氏は、次のように語っています。

「現在、テロリストがシリアの拠点の大部分を失っているのは、ロシアとイラン、そしてある程度トルコの努力の結果だ」


西アジアの専門家であるクーシュキー氏も、カザフスタンのアスタナ協議で得られた合意と、シリアの政治的な将来を形作るためのシリア人同士の対話の土台が整ったことに触れ、次のように強調しています。

「現在まで、数回に分けて行われてきたアスタナ協議は、ジュネーブのみの協議から離れ、より地域的な側面を持つ協議が形成されることにつながった」

 

ソチの協議の可能性は、現在、シリア危機の解決の唯一の道となり、シリア危機の解決に、地域外の大国の干渉や暴力的な行動の必要性をなくしうるものです。

シリアが蒙ってきた情勢不安や6年に及ぶ戦争は、アメリカ、シオニスト政権、一部のグループの真の目的が、パレスチナ問題を忘れさせ、抵抗勢力を崩し、シリアを分割することであることを示しています。このような状況の中で、あらゆる挑発的な行動は、この危機を終わらせる流れを、本来のルートからそらしてしまう可能性があるのです。


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