アメリカの制裁を否定するヨーロッパ

アメリカの制裁を否定するヨーロッパ

フランスのルドリアン外務大臣が、イランと取引をする外国企業に制裁を行使するアメリカの行動は受け入れがたいとしました。

ルドリアン外相は、「ヨーロッパ諸国は、アメリカの核合意離脱による代償を支払うべきではない」と語り、イランと業務を行うヨーロッパ企業に対するアメリカの立場を批判して、ヨーロッパ諸国はアメリカ政府の対イラン制裁に対抗する中で、自国の企業の利益を守るべきだとしました。

アメリカの反イランの行動に対するフランスの強い立場は、ヨーロッパは以前のようにアメリカのイラン政策に全面的に従うことを望んでおらず、核合意が国際合意として効果を発揮したことから、真剣に核合意を守ろうとしているということを示しています。一方で、核合意の維持は、イランの遵守にかかっています。イランはイランの利益が保証されるまで、核合意にとどまるとしました。当然、アメリカがイランと経済的な関係を持つ国外の銀行や企業、団体に対する2段階目の制裁を行使して、イランに対する圧力を強め、ヨーロッパの大国の政府やEUがこれに対策を取らない場合、イランに核合意にとどまることを期待してはなりません。もしヨーロッパ諸国が、このような期待を抱いているのであれば、イランはこれを承諾することはないでしょう。

現在、核合意から離脱したアメリカのトランプ大統領に対して断固とした形で真剣な態度を取るか、またはアメリカの制裁に関する要請に適切な対応を取らず、行動における独立を奪われるだけでなく、アメリカの要請に消極的な態度を取ることで、経済的な利益を失うことになるかについて、先に決めるのはヨーロッパ諸国です。

核合意が破棄された場合、国際社会におけるヨーロッパの立場が損なわれるだけでなく、核合意とその監視の原動力としての信用も、疑問視されることになります。

 

EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表は、次のように強調しました。

「核合意は効果的だった。EUは核合意の維持を決意している。どの国も、一方的に核合意を破棄することはできない。なぜなら、これは2国間の合意ではなく、世界的な財産だからだ」

EUは、トランプ大統領の核合意離脱に否定的な反応を示し、核合意はヨーロッパ、地域、世界全体の安全保障に必須だと強調しています。ヨーロッパは、自国の安全保障的な利益のために行動しています。おそらく、このために、フランスのルメール経済財務大臣は、アメリカの核合意離脱に対して強い立場をとることを望んでいます。ここから、ヨーロッパ諸国の政府はアメリカの脅迫や要請に断固とした立場を取ることが期待されるのです。

/309


関連コンテンツ

あなたのご意見をお寄せください

あなたのメールアドレスは公開されません。エントリーフォームの必須項目には*印が付いています。

*

Arabian of imam hussain
mourning-of-imam-hussain
پیام امام خامنه ای به مسلمانان جهان به مناسبت حج 2016
haj 2018