アメリカによる国際機関の無視

アメリカによる国際機関の無視

アメリカのトランプ大統領が、2017年1月の就任以来、国際機関を無視、批判し、時には脅迫すらしています。

トランプ大統領の国連に対する強い批判、拠出金の削減や停止の示唆、ユネスコや国連人権理事会からの離脱、国連パレスチナ難民救済事業機関への拠出金の停止、これらが、トランプ政権の国際機関に対する否定的なアプローチの例となっています。

最近では、アメリカ政府は、国際刑事裁判所を批判し、この機関には協力しないことを強調しました。アメリカ国家安全保障担当大統領補佐官は、10日月曜、アフガニスタンにおけるアメリカの犯罪についての国際刑事裁判所の発言に対し、「この機関には協力しない」と述べました。

国際刑事裁判所のベンソーダ検察官は、以前、国連安保理のアフガニスタンに関する会合の中で、国際刑事裁判所がアフガニスタンにおけるアメリカの犯罪について扱うよう求めました。この要請は、アメリカの強い反発に直面しました。

 

ボルトン補佐官は、「国際刑事裁判所は、アメリカの司法制度を考慮すると不必要であり、アメリカ軍は、戦争に関する法を完全に守って行動すべきであり、法に対する違反があった場合、アメリカが適切な措置を講じるだろう」と主張しました。このような態度は、今なお、自分たちこそ世界の唯一の大国だと考えるアメリカの一極主義的なアプローチに基づいており、彼らはこのような考え方に基づいて国際問題を扱い、自分たちは、あらゆる法や国際機関よりも上の立場にあるものと考えています。

こうした中、トランプ政権のアプローチは、ライバル国だけでなく、友好国からも大きな批判を浴びており、アメリカは世界でますます孤立を深めています。トランプ政権が、国際的に一致している問題に反対していることから、世界には、反トランプの勢力が生まれつつあります。

また、アメリカ軍のアフガニスタンにおける犯罪の問題が、国際刑事裁判所で扱われることにアメリカが反対していることは、アメリカ政府が、軍の人道に反する行動を把握していることを示しています。

アメリカは17年前、9.11同時多発テロ事件を受けて、アルカイダやタリバンとの戦いを口実に、アフガニスタンを占領しました。こうした中、アメリカとその同盟国がアフガニスタンに駐留して以来、アフガニスタンの安全保障上の問題は未だに解決しておらず、それが改善される見通しもありません。

オバマ政権時代のベン・ローズ大統領副補佐官は、ツイッターで、「実際、西側のアフガニスタンにおける軍事駐留から得られたものは、何千人という民間人の死亡、インフラの破壊、テロの拡大だけであった」と述べました。

/309


関連コンテンツ

あなたのご意見をお寄せください

あなたのメールアドレスは公開されません。エントリーフォームの必須項目には*印が付いています。

*

mourning-of-imam-hussain
haj 2018
پیام امام خامنه ای به مسلمانان جهان به مناسبت حج 2016