アメリカと中国の貿易戦争

アメリカと中国の貿易戦争

アメリカが中国製品に対する関税を追加したことで、貿易戦争が開まりました。

商業関係者や投資家の懸念にもかかわらず、中国製品に対するアメリカの懲罰的な関税は、6日金曜未明から追加されました。アメリカは、電子機器や自動車、テレビなどの340億ドル相当の中国製品に25%の関税を追加しました。中国はこの行動に反応し、「アメリカは史上最大の貿易戦争を開始した」として、アメリカ製品に対する関税を追加すると述べました。

中国の李克強首相も、貿易戦争は誰の利益にもならないとしました。

アメリカのトランプ大統領は就任当初から、アメリカの経済停滞の根本的な要因は自由貿易にあるとして、これを妨害すると脅迫していました。大国、特に中国のような経済新興国やドイツのような輸出大国、IMF国際通貨基金の見解では、保護主義政策をとり、自由貿易に反対することは、世界経済に破壊的な影響を及ぼすだけでなく、このような政策を推進する国の経済成長にマイナスの影響が及ぶことになります。

世界各国やヨーロッパの同盟国に対するトランプ大統領の全体的な立場とは、独善的な傾向に基づいており、アメリカの目的や利益を優先しています。トランプ大統領はこの中で、同盟国や中国などの競合国を脅迫しています。これらの国は、トランプ大統領の経済・貿易に関する行動による被害を免れることはありません。トランプ大統領が鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の関税の追加を決定したことで、アメリカの貿易相手国、特に中国とEUは不満を感じることになりました。これにより、中国とEUはトランプ大統領の保護主義政策への対抗措置に向けて、日々立場を近づけています

トランプ大統領の行動により、アメリカの貿易相手国は、トランプ大統領が自分の利益に成る行動しかしないという結論に達しています。トランプ大統領はヨーロッパとの貿易でアメリカが1500億ドル以上の貿易赤字を抱えているとして、ヨーロッパからの輸入品に対する関税を追加しましたが、これはヨーロッパ諸国の抗議を引き起こしました。政治問題の専門家のルビンスキー氏は、次のように語っています。

「アメリカはEUとの関係に溝を作り出した、このような中で、ヨーロッパは自身の利益に関して中国との相互理解を得ようとしており、中国もこの状況を利用することになるだろう」

 

一方でアメリカとヨーロッパの間の投資や貿易に関する対立が大きなものとなり、もう一方でアメリカと中国との対立も大きくなり、ヨーロッパは自身の利益を守る中で、大変難しい責務を履行しています。ヨーロッパは、アメリカか中国か、どちらとよりよい合意を結ぶことができるかを見極めることを優先事項としているのです。

現在、中国はアメリカとの日増しに高まる貿易戦争において、ヨーロッパを重要なパートナーとして支持しています。実際、アメリカとの貿易上の対立の高まりにより、自由貿易を追求している中国とEUは、協力関係を強化するとともに、新たな分野で協力しようとしています。


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