シャーバーン(イスラム暦8月)15日「イマーム マハディ(AJ)の誕生日」

シャーバーン(イスラム暦8月)15日「イマーム マハディ(AJ)の誕生日」

ヒジラ255年シャーバーン(8月)15日はシーア派12代目イマームで救世主でもあるマハディ(AJ)の誕生日です。(西暦では、今年は5月2日にあたります)

イランでは、シーア派12代目で現行イマーム “マハディ(AJ)”の誕生日(ヒジラ255年シャーバーン15日)であるこの日をニーメ・シャーバーンと呼びます。いくつかの伝承によれば、この日の前夜は”ライラトゥル・カドル(みいつの夜)“に次ぎ優れた夜であるとみなされています。アフルルバイト(AS)を敬愛するシーア派の人々は集団(又は個人)でその夜、徹夜で崇拝行為に没頭します。スンニ派やスーフィー派の一部の人々もこの夜の優越性を信じています。

ニーメ・シャーバーンの祝典は、シーア派最大の祝典の1つでありイマーム マハディ(AJ)の誕生日にともない世界各地のシーア派居住区で開催されます。

イランにおいては、聖地コムにあるジャムキャラーン モスク、またイラクにおいては聖地カルバラが、それぞれこの日における人々の最大の集結の場所のひとつとなっています。イランはこの日を正式な国民の祝日としており、例年人々がイマームの誕生日を盛大に祝います。

 

伝承におけるニーメ・シャーバーン

預言者ムハンマド(SAW)とシーア派のイマームたち(AS)は、ニーメ・シャーバーン前夜における徹夜の崇拝を強調しておられます。

 

このような伝承があります。“天使ジブリール(ガブリエル、神の啓示を預言者に伝える任務を担った天使)は、この夜預言者を眠りから起こし、そして彼が礼拝に立つこと、クルアーンを朗誦すること、祈願や罪の赦しをするように命じた。”

 

また別の伝承によれば、預言者の妻の一人は預言者が行っていたこの夜の特別の崇拝行為(長時間の平伏(サジダ)など複数)を伝えています。

 

初代イマーム アリー(AS)と6代目イマーム サーディク(AS)による伝承においても、この夜における特別の崇拝行為が強調されています。

 

その他の伝承としては、ニーメ・シャーバーンの重要性は神から人々への最後の証明“イマームマハディ(AJ)”の誕生日であることに由来するというものです。

 

 

ニーメ・シャーバーンの優越性についての伝承から

 

ニーメシャーバーン当日と前夜の美徳については多くの伝承があり、そのいくつか以下のようなものです。

その前夜に“満足、赦し、糧、善”の門が開かれる。

日々の糧の分け前、人の死の時刻が登録される。

多神教徒、ギャンブラー、親族関係を断つ者、飲酒をするもの、罪を繰り返す者以外の人間の罪が全て許される。

みいつの夜に次いで優れた夜である。

 

ニーメ・シャーバーンの祝賀セレモニー

イランにおいて

全国各地で祝典が開催されると同時に、大規模なイルミネーション、家畜を犠牲にして近所や貧しい人々に振る舞う、貧しい人々への振る舞い(食事)などが祝賀ムード豊かに行われます。

また、約束された救世主(マハディ)の到来を待望するということで、数日間に及び人々が宗教的な集会所、地元、各地の街のバーザールなど各地で自発的にこの祝典を主宰します。

ジャムキャラーンモスクは、イランにおける最大規模の祝賀儀式開催地のひとつです。

イランではこの日を祝日とし“世界の抑圧された人々の日“と名付けました。

 

 

イラクにおいて

イラクにおいてもまた、この日の祝典が開催されます。それと同時に、多くの人々が3代目イマーム フサイン(AS)を巡礼する為、聖地カルバラを訪れます。近年、ニーメ・シャーバーンのカルバラ歩行巡礼(アルバインのカルバラ歩行巡礼は世界的に有名である)が慣習となっています。

 

そのほか、バーレーン、イエメン、エジプト、シリア、インドなどでもニーメ・シャーバーンの祝典が開かれます。

 

 

(ウィキシーア ペルシア語より抜粋)

 

 

 

 

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